2022/05/09

MEXSS(メクセス)

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「MEXSS(メクセス)」というサービスをご存知でしょうか。メクサスは社員食堂のシェアリングサービスのことです。MEXSSは、従業員が街中の飲食店を社食として利用できるようにしたサービスで、今後成長するのではないかと注目されている事業モデルでもあります。今回はMEXSSの内容や導入するメリットと効果、2つのプランなどについてまとめます。

社食のシェアリングサービス「MEXSS(メクセス)」とは

社食のシェアリングサービスとは、どのようなものなのでしょうか。サービス内容とサービスに関連する、シェアリングエコノミーについて整理します。

「MEXSS(メクセス)」のサービス内容

MEXSSは、街のレストラン・飲食店を自社の「社員食堂」として利用できるという画期的なサービスです。企業の福利厚生のうち家賃補助(住宅補助)や健康診断などと共に人気があるのが社員食堂のサービスです。しかし、さまざまな理由から、社員食堂を作りたくてもつくれない会社があります。そこで、MEXSSは街中の飲食店を社員食堂代わりに利用できる仕組みを整えました。まず、サービスを利用したい企業や加盟店がMEXSSに登録し、システム利用料をMEXSSに支払います。次に、企業の社員が加盟店で食事をし、会社補助分を差し引いた金額を加盟店に支払います。社員の利用が確認されると、MEXSSは企業から食事補助を受け取り、社員が利用した加盟店に渡します。こうすることで、社員は食費を抑えられ、企業は社員の福利厚生を満たすことで満足度を向上させ、加盟店は売り上げを伸ばせます。

シェアリングエコノミーとは

MEXSSは、シェアリングエコノミーの一種です。シェアリングエコノミーの日本語訳は共有経済です。インターネットを介して、個人と個人・企業間でモノや場所、持っているスキルなどを売買したり、貸し借りしたりする経済モデルのことです。一般の人が所有する建物の空き部屋などを旅行者に貸し出す民泊は、シェアリングエコノミーのわかりやすい例です。部屋の持ち主は、インターネットや仲介サイト(スマホのアプリも含む)で利用者を募集し、利用者はその代金を所有者に支払います。そのほかにも、カーシェアリングやフリマアプリ、家事代行、クラウドファンディングなども、シェアリングエコノミーの例としてよく取り上げられます。MEXSSの場合、個人事業主が多い飲食店と、会社や会社の従業員と結びつけています。こうしたサービスはインターネットやスマートフォンの普及によって可能となったもので、今後も成長が期待されます。

「MEXSS(メクセス)を導入するメリットと期待される効果

MEXSSを導入することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。また、導入したことでどのような効果が期待できるのでしょうか。

「MEXSS(メクセス)を導入するメリット

メクセスを導入すると、企業や飲食店はどのようなメリットを得られるのでしょうか。もっとも大きなメリットは、社員食堂を作らなくても、社員の福利厚生を向上させられることです。既存の飲食店を社員が利用するときに、会社が食事補助する形だと、社員が利用した分のコストを企業が負担するだけで済み、社員食堂を運用するコストよりも安くできます。また、新たに設備を揃える必要もないので、その分をほかの事業への投資に回せます。さらに、社員食堂を廃止し、空いたスペースを他の事業に活用することも可能となります。社員側からすれば、会社の食事補助で、いろいろな店の味を楽しむというメリットがあります。一方、飲食店側にとっては安定した顧客の増加が見込まれ、経営の安定につながります。加えて、MEXSSのHPで店のアピールもできますので、認知度アップにつながります。企業・社員・飲食店のいずれもが利益を得られるビジネスモデルであるといえるでしょう。

期待される効果

MEXSSのサービスを導入することで、どのような効果が期待できるのでしょうか。それは、社員の満足度やモチベーションの向上です。食事に関する補助は、住宅補助や健康診断などとともにとても人気がある福利厚生です。食事面での満足度の向上は、社員のモチベーションにとってプラスに働きます。さらに、良い人材を募集するうえでもMEXSSのサービスは効果的で、福利厚生の目玉として、アピールできるでしょう。もちろん、飲食店側にとっての顧客増加というメリットは、大きなものがあります。たしかに、MEXSSを利用するには、システム手数料が必要です。しかし、サービスが軌道に乗れば、従来の宣伝広告費を削減できる可能性が高まります。つまり、飲食店にとってMEXSSは、集客の大きな武器となるのです。

【ベーシックプランとプレミアムプラン】MEXSS(メクセス)の2つのプラン

2022年4月現在、MEXSSでは2つのプランを選択できます。1つは非課税扱いのベーシックプラン。もう一つは課税扱いのプレミアムプランです。

ベーシックプラン(非課税扱い)

ベーシックプランの企業補助額は1人当たり月額2円から7,000円までで、福利厚生費として計上可能です。システム利用料は1社につき1,000円、利用者1人につき100円で、原則前払い制となっています。これで、最低限の食事補助が可能となります。

プレミアプラン(課税扱い)

プレミアムプランは補助する金額を設定する補助額設定型のA型と補助する割合を設定する補助率設定のB型があります。A型の補助金額は50円から10,000円(税別)、B型の補助率は5%から100%です。ベーシックプランと比べて、プレミアムプランでは会社の補助金額が大きくなります。利用料はA型・B型共通で、1社につき3,000円、利用者1人につき300円です。プレミアムプランでは前払いに加え、後払いも選択できます。こちらの利用料は1社につき5,000円、利用者1人につき500円となります。

MEXSS(メクセス)で従業員のモチベーション・作業効率をアップさせよう!

今回はMEXSSが提供する社員食堂のシェアリングサービスを紹介しました。MEXSSは、街中の飲食店を社員食堂として、利用できるようにするサービスです。企業には社員食堂運営のコストダウンや、従業員のモチベーションアップといったメリットがあり、飲食店には安定した顧客確保というメリットがあります。新たな施設をつくらず、既存の店舗を活用することで、地域経済の活性化や、従業員のモチベーションアップを図れる仕組みです。社員の福利厚生を手厚くし、満足度を向上させることで作業効率をアップし、生産性を上げられるのではないでしょうか。

MEXSS(メクセス)の公式サイトはこちら
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