福利厚生として人気のある社食やランチ補助。いろいろな種類のサービスがありますが特におすすめなのが、企業規模に関わらず導入しやすい設置型の社食サービスです。
そこで当ページでは、設置型でコスパの良い軽食系社食サービスを提供している下記3社をご紹介します。
まずはそれぞれのサービスの導入費や運用費、従業員の費用負担について見ていきましょう。
初期費用 | 月額費用 | 設備 | 対応エリア | 従業員負担 | 管理栄養士 | |
---|---|---|---|---|---|---|
OFFICE DE YASAI | 50,000円 | 49,000円~ | 無料貸与 | 全国 | 100円~ | 監修 |
パンフォーユーオフィス | 0円 | 30,000円~ | 無料貸与 | 全国 | 100円~ | 不明 |
オフィスグリコ | 0円 | 0円 | 無料貸与 | 全国 | 100円~ | なし |
今回ご紹介している3社は、初期費用や月額費用が抑えられており設備も無料で貸与してくれるため導入時の費用負担が少ないのも魅力です。福利厚生として社食サービスの導入を検討している企業様はぜひチェックしてみてください。
ここからは、各社の特徴やポイントを詳しく見ていきましょう。
住所 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-26-8 第五清水ビル4F |
電話番号 | 03-6419-7144 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
OFFICE DE YASAIは、管理栄養士が監修した新鮮なサラダやフルーツ・お惣菜を、毎月オフィスに送ってくれる全国対応可能な設置型社食サービスです。
冷蔵庫や電子レンジは無料で貸与してくれるので、毎月かかる費用は月額と電気代のみ。商品の賞味期限管理などは配達員が対応してくれるので、手間もありません。
企業規模に合わせてプランを選ぶことができるので、少人数の企業も利用しやすいのがポイント。無料で試食することもできるので、ぜひ試してみてください。
引用元:https://ud8.jp/
引用元:https://ud8.jp/
住所 | 〒376-0031 群馬県桐生市本町5-368-9 |
電話番号 | 0277-88-9133 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
パンフォーユーオフィスは、全国のパン屋さんが作るおいしいパンをお届けする設置型の社食サービスです。パンフォーユーオフィスが厳選したパンは、百貨店に選ばれる高クオリティなものばかり。レンジで約40秒温めるだけで、手軽においしいパンを食べることができますよ。
集金や納品、賞味期限の管理や在庫確認など、運用にかかわるすべての作業はパンフォーユーオフィスの専任スタッフが対応してくれるので、企業にかかる負担は一切ありません。
引用元:https://twitter.com/
引用元:https://twitter.com/
住所 | 〒555-0021 大阪府大阪市西淀川区歌島4丁目6番5号 |
電話番号 | 06-6477-8352 |
オフィスグリコは、江崎グリコが運営する社食サービスです。オフィスグリコで扱われている商品は、チョコレートやビスケットをはじめとしたスナック、ガムやアイスクリーム・飲料などさまざまです。
提供するサービスは、スタッフ訪問型とセルフサービス型の2種類。スタッフ訪問エリア外の場合でも、セルフ型サービスであれば利用できます。
引用元:https://www.wantedly.com/
引用元:https://www.wantedly.com/
いかがでしたか。気になる社食サービスは見つかりましたか。
どのサービスも初期・運用費が抑えられており設備は無料貸与。管理栄養士の監修したメニューや添加物不使用を意識したメニューも多いため、社員の健康が気になる企業や健康経営を目指す企業におすすめです。
メニューは毎月替わるため、社員も飽きずに利用しやすいのがポイント。メンテナンスや管理は専任のスタッフが対応してくれるので、導入企業側で負担するのは電気代と初期・運用費用のみなのも手軽でよいですね。
ここからは、設置型軽食系社食サービスのメリットや、導入をおすすめしたい企業に、社食サービスの選び方をご紹介します。
社食サービスを導入するメリットは複数あります。ここでは、企業側・従業員側のそれぞれのメリットをご紹介します。
社食サービスの導入を検討するとき、「どんなメリットが会社にあるのか・・・」という部分はやっぱり気になりますよね。具体的には、こんなメリットがあると言われています。
・健康経営を目指せる
・生産性向上につながる
・感染症予防につながる
・企業のアピールポイントになる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
NPO法人健康経営研究会によると、
健康経営とは「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できる」との 基盤に立って、健康を経営的視点から考え戦略的に実践すること
引用元:NPO法人健康経営研究所より抜粋
です。近年日本ではこの健康経営が注目されつつあり、戦略的に行う健康経営は社員のモチベーションアップや、生産性向上・リスクマネジメント・企業のイメージアップなどに効果があると言われています。
食事を含む生活習慣は、心地よく生きていくうえで切り離せるものではありません。食事に偏りがあることで、体調を崩すことはよくある話で、エネルギーを摂りすぎれば肥満や糖尿病に、塩分を摂りすぎれば高血圧や脳卒中に、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足していればがんや骨粗鬆症・貧血になる可能性が高まります。
これらの肉体的な不調はもちろん、メンタル面の不調なども適切なエネルギー・栄養補給をすることで改善を見込める場合が多いため、会社も一緒になって社員の健康促進を図ることで、万全の状態で業務を行えるようになり結果として生産性が向上するといわれています。
社食サービスは社員間のコミュニケーション活性化にもおすすめです。「このメニューがおいしかった」という話から「最近こんなことがあった」など、コミュニケーションが増えていけば仕事もスムーズに進めることができるでしょう。
「同じ釜の飯を食う」ということわざもありますが、一緒に仕事をする仲間が同一の食事を摂ることで、一種の帰属意識を持たせることも可能です。
新型コロナウイルス感染症に伴い、外食をしづらくなったという人は多いのではないでしょうか。そんな昨今の情勢にも設置型社食サービスはおすすめです。不特定多数が集まる飲食店を利用する必要がなく、栄養が偏りやすいコンビニを利用する必要もありません。外出する時間が少なくなるので、結果として感染症予防につながります。
求人などを出す場合、社食サービスやランチ補助を行っていることは企業のアピールポイントになります。人材確保に困っている企業などはぜひ積極的に導入を検討してみてください。
次に社員側のメリットを見ていきます。
お弁当を持っていく人はプラス1品で栄養バランスを整えたり、普段コンビニごはんの人は主菜から副菜までを社食サービスで完結させることで栄養バランスの良い食事を摂ることが可能です。費用は1品あたり100円からなので、外食やコンビ二で済ませていた人は、圧倒的にランチ費用を抑えることも可能です。
外食していた人やコンビニを利用していた人は、昼食時に外出する手間が減ります。特に外食であれば、食事を始めるまでに「お店に行く時間」「注文してから届く時間」がかかるため、食べ終わるころには「休憩時間がもうほとんどない・・・」という経験をしたことがある人も多いでしょう。
社食サービスを利用すれば、外出時間や待ち時間を短縮することができるので、ゆっくりする時間を作ることができメリハリをつけることも容易になります。
まずは、設置型の軽食系社食サービスがおすすめな企業の特徴を見ていきましょう。
・朝、活力がなさそうな社員が多い
・残業が多い、夜遅くなりがち
・コンビニでお菓子を買ってきている社員が多い
・社員間のコミュニケーション不足を感じる
当てはまるものはありましたか。
設置型の社食サービスは、小分けのパックで冷蔵・冷凍保存されたお惣菜を温め好きなタイミングで食べることができるというものです。そのため、朝食を食べ損ねたり小腹が空いたりというタイミングでも利用が可能。お弁当にプラス1品で栄養バランスを整えるといった使い方もおすすめです。残業が多かったり夜遅くなる社員が一定以上いる場合も、設置型社食サービスであれば持ち帰りも簡単にできるので、栄養バランスの調整や食費の低減にも一躍買ってくれるでしょう。
社食サービスと一口に言っても種類はさまざま。主食はもちろん軽食を扱うものやお弁当の宅配を行うサービスもあるため、社員の日ごろの様子やランチタイムなどの傾向をチェックし適切なサービスを見つけ導入をしなければいけません。社内アンケートなどで社食サービスの導入について回答を集めるのも良いでしょう。
「軽食をあつかうコスパの良い社食サービス」と「お弁当型のコスパが良い社食サービス」については別の記事でご紹介しているので合わせてチェックしてみてくださいね。
つぎに設置型社食サービスを導入する際のポイントと社食サービスの選び方をご紹介していきます。
まずは、社員に需要があるかをチェックしましょう。そもそも需要があるのか、どんなものを求めているのかなどのアンケートを実施することで、自社にあった最適な社食サービスを選ぶことができます。需要がない部分の導入を行っても利用されないため、満足度の向上や生産性の向上は見込めません。
試食ができるかも大事なポイントです。社食を利用しない代表的な理由に「おいしくないから」というものがあります。おいしくなければ利用されませんから、あらかじめ試食をし「おいしいかどうか」をチェックしておくことは重要です。
社食サービスの中には、少数は対応していないというものがあります。その反面、会社規模に合わせプランを組んでくれるというところもあります。会社規模の大小に合わせ利用できるサービスかあらかじめチェックするようにしましょう。
社食サービスを導入することで、どんな課題を解決したいのか「目的」によって選びたいサービスは異なります。たとえば「健康の促進を目指したい」のであれば主食系の社食サービスやスムージーなどを提供する社食サービスが良いですが、「コミュニケーションの活性化を目指したい」のであれば軽食系やお菓子系などの社食サービスが良いでしょう。
導入する目的を明確にし、社員の声も聞きながらあなたの会社にあった社食サービスを見つけてみてください。
昨今人気の社食サービス。会社が負担する費用は社員食堂に比べ圧倒的に少なく、初期・運用コストも抑えることができるので、今後「健康経営を目指していきたい」「社員の満足度を上げたい」「生産性を上げたい」などを考えている企業はぜひ検討してみてください。
各社独自のサービスやポイントがあるため、「自社の課題を解決できるか」「社員のニーズにあっているか」など複合的にチェックし導入するサービスを選んでみてください。
今、かつてないほど社食サービスが注目されています。それは福利厚生の面でのサービスによって、従業員の会社への貢献度を高めたり、勤労意欲や能率の向上につながるからです。
では具体的にどんな理由で社食サービスが注目されているのでしょうか。数ある要素の中から、6つの面を取り上げます。
社食があるとあまり昼食のことで困らなくなるでしょう。外に買いに行ったり、食べに行く必要がなくなります。
あるだけで便利な社食が、様々なスタイルで登場しており、日替わりの仕出し弁当、ブッフェ形式、野菜、オフィスコンビニ、お菓子、自由に惣菜を選んで食べられるサービスなど様々です。