2019/05/01 2021/12/07

社食サービスを利用することにデメリットはあるか

社食サービスを利用することにデメリットはあるか

社員のやる気アップにつながるという考えから、社食サービスの導入を検討する経営者の方も多くいます。

しかし社員同士の交流の場ができるというメリットがある一方で、デメリットも存在しているので状況に合わせて検討しましょう。

社食サービスにはどのようなメリットがあるのか?

社員の満足度をアップさせるための方法には、さまざまな選択肢が存在しています。その選択肢の中の1つに、社食サービスの導入があげられます。

社内に社食サービスがあれば、社員はお昼休憩で建物の外に出る必要がなくなります。お昼のたびに外に出ていたら、時間がかかってしまうので社内で済ませられると満足度があがる可能性が高いのです。

また社食におけるメリットには、安いという点も存在しています。外食するよりも安いメニューを提供しているため、社員は昼食にかけるお金を節約できます。

美味しくて安い食事をとることで、仕事のモチベーションアップにもつながります。さらに社食におけるメリットには、社員同士の交流の機会が増えるという点もあげられます。

社員食堂というスペースは、社員しか利用していません。そのため社員同士で交流する機会が生まれるため、職場同士の人間がよりよい関係を築くことにもつながります。社員の交流が深まることで、円滑なコミュニケーションをとって、仕事でも高いパフォーマンスが発揮できるかもしれません。

このようなメリットを把握したうえで、導入を検討するようにしましょう。

必要なコストについて考えてみよう!

社食サービスを導入するうえで考えなければならない点の1つに、コストの問題があげられます。実際に社内に導入することを考えているのであれば、さまざまな費用が必要になります。

必要な金額は、社員食堂の規模や契約のスタイルなどに応じて異なります。そこで実際に導入して運営することを考えるのであれば、どのくらいの費用が必要になるのかシミュレーションしてみましょう。

シミュレーションをしてみることで、月々の出費を把握したうえで計画を立てることにつながります。サービスを運営する余裕があるのか、会社の経営状況も含めて検討していくことが大切です。

出費が増えると言われると、デメリットのほうが大きいと考えてあきらめてしまう経営者の方も多くいます。確かに出費があるというデメリットはありますが、実際に導入を検討する場合には、出費というお金の問題だけで考えてはいけません。

費用対効果を考えて、会社のためになるか検討することが大切です。総合的に考えることが、会社の業績アップのために大切なポイントです。

専用の場所が必要なことも忘れずに

社食サービスの運営を検討する場合、忘れてはいけない点が存在しています。そのポイントというのが、専用の場所が必要になるという点です。

ワンフロアしかないオフィスの会社だと、社食サービスを運営する場所の用意が難しくなります。ある程度の規模の会社でなければ、サービスを運営するのが難しいのです。

また社食を検討する際に大切なのが、整備のために工事費用も必要になるという点です。多くの場合は、0から整備をするところから始まります。飲食物を扱うスペースを確保するためには、専用の設備が必要です。

必要な設備とそのための費用を考えて、状況に合わせてより良い環境を整えていけるようにしましょう。実際に社食サービスで必要なスペースは、利用者の数などに応じて違いが見られます。

総合的に考えたうえで、用意すべきスペースについて検討することが大切です。ピーク時の利用人数を考慮したうえで、トータルで考えていくことが大切です。

営業時間が限られるので業務内容によっては注意が必要

社食サービスのデメリットの1つが、営業時間が限られるという点です。多くの社食の場合だと、営業時間はランチタイムのみに限られます。

ですが会社の業務内容によっては、ランチタイムに休憩を取るのが難しいという方も多くいます。またオフィス外で仕事をする社員が多い場合には、ランチを社食で食べたくても食べられないというケースも見られます。

実際に社食の導入を検討する場合には、どのくらいの社員の利用が見込まれるか検討するようにしましょう。利用しそうな社員の数が少ないと、経費だけがかかって思うようなメリットが得られないかもしれません。

コストがかかってもメリットが大きいという状況じゃなければ、無駄な経費になってしまいます。ただし、置型の社食サービスなど、時間を気にせず使えるものもあるので、時間がばらついている場合などには、そのようなものを利用するのも手です。

より良いお金の使い方ができるように、社員のスタイルに合わせた形で社食サービスを導入することが大切です。最近では社員のことを考えて夜に社食のサービスを提供しているような会社も見られます。

お酒も含めたサービスを提供することで、社員同士のコミュニケーションがしやすくなっています。状況に応じた導入の仕方を考えることも必要です。

メニューがマンネリになると飽きられる

社食サービスの中には、導入した当初は良くてもすぐに社員に飽きられてしまうというケースも見られます。飽きられてしまう理由の1つが、メニューがマンネリになってしまうということです。

年中同じような内容のものを提供していると、食事を楽しみたいと考えている社員は利用を避けるようになります。継続的に利用してもらうためには、飽きられない工夫が必要です。

1つ問題になるのが、マンネリを防ごうと思ってメニュー数を増やすとコストがかかるという点です。費用とメニュー数のバランスを考えながら、ちょうどよい形を選択できるようにしましょう。

季節ごとの限定商品や日替わり定食などを活用して、飽きられない工夫をするのも1つの手です。実際にどのようなメニューを提供するかは、社食サービスの委託先によっても変わってきます。

委託先との契約内容を確認して、より良い形でサービスを提供することが大切です。もちろんメニュー数が多くても、味がイマイチだと利用者数は増えません。

社食サービスに求められる要素を考慮したうえで、適切な形で運営ができるようにしましょう。

トータルで考えて選択することが大切

社食サービスの導入について考えてみると、さまざまなメリットやデメリットが存在していることがわかります。ここでポイントになるのが、より良い選択肢というのは会社の状況に応じて異なるという点です。

同じような業務内容の会社でも、状況が異なれば適した選択肢は異なります。さまざまな視点から考えて、社食サービスの導入が自社にとってメリットとデメリットのどちらが大きいのか考えていくことが大切です。

実際に選択肢の検討をする際、経営者の独断で決めるのではなく社員の意見を考慮するのも1つの手です。社内アンケートを利用することで、社員の意見を反映して考えていくことにもつながります。

社員の意見を反映させることで、経営側が信用されやすくなるというメリットもあげられます。また、実際に運営を始めたら、それで安心というわけにはいきません。

利用率などの状況を見ながら、社食をより良い状態に保つための工夫を忘れないようにしましょう。状況を見て改善していくことで、社員の満足度の高い社食を提供しモチベーションアップにもつながっていきます。

 

社食の導入には、さまざまなメリットやデメリットがあります。実際にデメリットを比較しながら、自社にとってより良い選択肢を探ることが大切です。さまざまな視点から考えていくことで、適した選択をしやすくなります。

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